引退した白鵬の浴衣用反物です。頂き物で自宅で保管していたようです。頂いたままそのままですので、一反(約36cm×約12m)だと思います。 高島屋となっており、お包みも高島屋ですが、製造は京都で460年の歴史を持つ千總で綿100%のとても良いものです。 こちらは恐らくは「粗布（相撲用語でそしな＝粗品と読ませる）」と言うもので、お中元の時期に力士が浴衣地をしつらえ、部屋の師匠や関取がお世話になった後援者などに配るもののようです。 落ち着いた小豆色に白鵬の文字と白い綱に鳳凰という、白鵬らしい図柄になっております。 浴衣をあつらえるのはもちろん、甚平やステテコ、短パンやトートバッグなど一反ありますので楽しめることと思います。 白鵬の着用写真は見つかりませんでしたが、2018年の記事で隠岐の海がこちらの白鵬の反物で誂えた浴衣を着用している写真がありましたので、最後に載せておきます。